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四日市コンビナートの夜景_02

2010. . 23
長い間、イロイロな工場・コンビナート写真を撮ってきた中で、何となく自分の好みのようなものがわかってきた。

パイプがうねり絡まる石油化学系のプラントや、力強い製鉄所の高炉なんかをアップで切り取るというのも勿論嫌いではないけれど、工場だけというより、風景の一部としての工場・コンビナートという写真が好きなようだ。

水面に写るプラントの明かり。
普通の街中や住宅街、田園風景のバックにそびえる高煙突や高炉。
そんな風景を目の当たりにすると、何故か郷愁を誘われる。
おそらく、小さな山を隔てて水島コンビナートという環境で育った事が大きいと思う。

幼い頃、大規模な工場・コンビナートというのは、非日常ではなく日常の風景だった。
特別に見るものではなくいつもの景色。
そんな景色とともに、コンビナート特有の鼻を突くケミカルな臭気さえも、今となっては郷愁を誘われてしまう。

大学のゼミでお世話になった教授は環境経済学の権威で、公害という言葉を世の中に広め、四日市での公害もいち早く取り上げ、原告側証人として告発した人だった。
だからといって、こんな生活環境があるんですよ!なんて気持ちで写真を撮っているわけでは全然無い。
実際、昔に比べればスモッグも臭いもましになった気がする。

ただ、その美しさに惹かれ現地を訪れる人が増えるというのはとてもいいことだと思っている。
日々何気なく使っている日常製品の大半は石油化学製品だし、食卓に登る食材の殆は、金属で出来た船や飛行機、トラック等で、石油を大量に使って運ばれたものだ。
それらがどんな場所でどうやって作られているかを目の当たりにするというのは、やはり良いコトだと思う。
現地に行けば、目と耳と鼻、時には肌でも、イロイロな事が感じ取れると思う。

そんな訳で、四日市で一番好きな撮影スポットはココ。
静まり返った家並の向こうに煌々と輝く石油精製プラントと発電所の高煙突。
四日市コンビナートの夜
【PENTAX K-7/Zeiss Planar 50mm F1.4 ZS/AEB5shot~photomatix~photoshop】

デジキャパのHDR写真コンテストで大賞を頂いた時もココの写真だったけど、数年前に撮影した素材で、1shotから相当無理をして仕上げた一枚だったので、個人的には全く納得いかない仕上がりだった(一緒に応募した他の作品の方が本命だった…)。
ということで、昨年末に訪れた際にAEBで撮ったRAW5枚からの仕上げたものをUP。

工場・コンビナートの夜景はただでさえミックス光源でWBやHDRIにしてからの色味をまとめるのが悩ましい。
さらにココは道端の街灯が様々で、なんだか物凄く極彩色でサイケな仕上がりになりがちなので、そのあたりを如何に抑えるかに苦労したものの、やっぱり思ったとおりに仕上げるのは難しい事を改めて痛感…。


大きな地図で見る

comment

ヴェロニカの手巾
スピンオフですね。

こちらのブログへのリンクも貼らせて頂きました。
2010.01.24 16:39
hiro_sj30
>ヴェロニカの手巾さん
ありがとうございます。
コンテンツ拡充中なので、またお越しください!
2010.01.24 19:42

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