夕暮の中山製鋼所と渡し船

2011. . 26
夕暮の中山製鋼所と渡し船
【PENTAX K20D/TAMRON SP AF17-50mm F2.8/RAW1shot~photomatix~photoshop】

大阪湾岸の旧い工業地帯がある大正区。
横浜の鶴見などと同じで、工業地帯の労働力として戦前から多くの沖縄出身者が集まってきた歴史がある。
まるで沖縄に来たかのような商店街があったりするので、3年前に転勤で大阪にいた頃は、うまい沖縄のアテと泡盛、そして工場風景を楽しみに、よくブラっと出かけていた。

工場好きには有名な大正区の中山製鋼所は、周囲を水路に囲まれ、煙を吐く赤茶けた工場の姿は、まるで港に係留された軍艦のように見えてくる。

工場がある対岸に渡るには、二つのループで繋がった橋(通称メガネ橋)を使うか、そうでなければ、かなりの遠回りを強いられる。
メガネ橋は歩行者や自転車が使えるような橋ではないので、いまだに大阪市営の渡船が活躍している。
道路の代わりなので、運賃は無料。

工場での夜勤に向かうおっちゃんや、学校帰りの子供が思いの外沢山乗り込んでいく姿は、どこか今の日本とは思えない光景だった。
夕暮の中山製鋼所と渡し船
【PENTAX K20D/TAMRON SP AF17-50mm F2.8/RAW1shot~photomatix~photoshop】


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