
【PENTAX K-5/DA 35mm F2.8 macro limited/RAW 11shot~photomatix~photoshop】
引き続き
北九州工業地帯、
苅田町の三菱マテリアル九州工場。
セメントプラントは、石油化学
プラントの
夜景のような派手さは無いものの、バルブで30秒以上の長時間露光のshotを加えると、渋めな色合いとディテールが浮かび上がってくる。
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【PENTAX K-5/SIGMA 8-16mm/RAW
AEB5shot~photomatix~photoshop】
北九州の東隣、
北九州空港のある京都郡
苅田町。
臨海部の埋立地には、複数社のセメント関連工場をはじめ、日産のやトヨタの自動車工場等、多くの工場が立地する工業都市となっている。
北九州工業地帯というと、明治からの鉄の街として
北九州=八幡を思い浮かべるが、高速道に国際貿易港、空港まで揃った
苅田町の方が勢いを感じられる。
ココは、地図で見ると「クリオン株式会社九州工場」の施設の一部のように見えるが、入り口の看板には「電源開発株式会社 九州アッシュセンター」とある。
しかも、タンクのような建造物にはでかでかと「太平洋セメント」の文字。
なんだかよくわからないが、実はそれぞれ密接に関係しているようだ。
電源開発といえば、多くの発電所を持つ卸電気事業者。
その中には石炭による火力発電所があり、そこで出る大量の石炭灰をセメント原料(粘土の代替品)にするための中間処理施設がアッシュセンター。
クリオン株式会社はALC(軽量気泡コンクリート;旭化成だとヘーベルパワーボード)メーカーで、太平洋セメントの関連会社。
そんな事が気になって調べてみるのも、工場・コンビナート撮影の楽しみの一つだったりします。
このHDRに使った5shot。
photomatix4.0以前だと、「チッ!」なんて舌打ちの一つも出るような場面なのですが、今では気にせず、敢えて大きく入れたりするようになりました。
4.0でのセミオートのゴースト除去も感動モノでしたが、4.1の自動ゴースト除去は本当に優秀。
以前にUPした
コレとか
コレなんかもそうですが、高速を走る車もゴーストレスの仕上がり。
上の写真のような大きな物体が、5shotの間に端から端までがっつり動いていても、オートでこれです。
動体が動いている部分は、厳密にはHDRではなく1shotからの生成だと思うのですが、RAWだとそれ以外の部分との差異が、殆んど気にならないレベルの仕上げです。
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【PENTAX K-5/zeiss planar 50mm f1.4 ZS/RAW AEB5shot~photomatix~photoshop】
製鉄所の
高炉がある街って、なぜか惹かれますね。
まだまだ水島の写真が残っているのですが、夏の旅の最後に訪れた
北九州のテクノスケープを。
九州はオートバイで毎年のように旅をしてたんですが、阿蘇を中心に宮崎や鹿児島ばかり走っていたので、
北九州や大分の工業地帯は通りすぎるだけ。
予想はしていたのですが、撮影向きなスポットが少なく、時間もなかったので、ちょっと不完全燃焼の
北九州撮影でしたが、左のバナーにやっと九州も加えることが出来ました。
何故か昨日から、急にアクセスが急増したので調べてみたら、鉄で何でも作ってしまう
倉田さんのサイトからのアクセスが急増。
倉田さんは、廃炉となった蘇我のJFE第5
高炉近くに、JFEの依頼で
高炉の巨大モニュメントを制作した方。
うちの
第5高炉&モニュメント写真とブログのリンクをご自身のサイトに貼ってくれたこともあって、定期的にそこから訪れてくれる人はいたものの、昨日だけ飛び抜けたアクセス数。
不思議に思って調べてみたら、どうやら
Gigazineのこの記事が理由のようだ。
この、乗って動かすことが出来る鋼鉄のロボ「クラタス」、スコープドッグもそうなんですが、ブラケット撮影~HDRにしてみたいんですよね~。
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