「変わる廃墟VS行ける工場夜景展」

2016. . 12
昨年夏の「行ける工場夜景展」に引き続き、TODAYS GALLERY STUDIOさんで開催中の「変わる廃墟VS行ける工場夜景展」に参加しております。
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自分は、工場夜景よりも朝昼夕の方がメインだと思って撮ってきたんですが、やっぱり世の中的には夜景のほうが需要が高いようです。

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和歌山県有田市初島 東燃ゼネラル石油和歌山工場
PENTAX 645Z / smc PENTAX-FA645 150-300mmF5.6ED

今回は、昨年末に645Zで撮ってきた初島の東燃ゼネラルや、一昨年に645Dで撮った水島などから、A0で2枚、A2で9枚の、計11枚。
ここでUPした2枚をA0で展示してあります。
5000万画素の中判カメラ・PENTAX 645Zのデータは、A0サイズでもまだまだ余裕のある感じで、近寄ってじっくり見ても、しっかりした解像感を保っています。
基本的に大きいサイズに出力するイメージで撮ってるので、こうやって実際に出力〜展示する事で、やっと完成した感がありますね。
廃墟・工場夜景の合同写真展「変わる廃墟VS行ける工場夜景展」
日程:3/12(土)~4/3(日)
時間:11:00~19:00
会場:TODAYS GALLERY STUDIO
所在地:台東区浅草橋5-27-6 5F
休館日:月曜 ※3/21(月・祝)は開館
入場料:500円/3歳以下は入場無料
公式ウェブサイト:http://www.tgs.jp.net/wakirei.html

今回の初島は、夕方から夜明け前まで、いくつかの場所で撮ったんですが、ここの眺めが一番でした。
かつての砂浜をトレースしたと思われる、グリーンベルトとタンクが描く弧。
真逆に弧を描く線路と、その間に挟まれた民家の家並み。
手前のみかん畑と、奥に見える港に岬。
戦中まで遡ることが出来る、この製油所の歴史が見えるような光景でした。
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PENTAX 645Z / HD PENTAX-D FA645 MACRO 90mmF2.8ED AW SR

『日本の海岸線をゆく-日本人と海の文化』

2016. . 01
水島コンビナートと瀬戸内の夕景

公益社団法人日本写真家協会(JPS) 創立65周年記念写真展『日本の海岸線をゆく-日本人と海の文化』と、その写真集に、自分の写真を4点使って頂いています。
大半の出展者はJPSの会員=職業写真家の方々で、他に会員外のプロの方や、自分のようなアマチュアの方も居るようです。
アマとはいえ、地元岡山&瀬戸内海の写真の大先達&ビッグネームの緑川洋一氏なども一緒に並んでいて、恐れ多い感じであります。
そんな訳で、とても見ごたえのある写真展と写真集です。

東海カーボン知多工場と潮干狩り

そんな中に自分の写真が紛れ込めたのは…
候補となる資料を各所から集めた際に自分の写真の推薦もあったらしく、最初は水島コンビナートの夕景写真でオファーを受けたんですが、「そのテーマなら、もっといろんな日本中の海辺の写真がありますよ!」と、急遽テーマに沿ったポートフォリを作って、図々しくも見てもらいました。
写真集の〆もあるから厳しいかも…というお言葉をもらいながらも、色々気に入って頂けたようで、追加で3点のオファーを頂くことに。

富士海岸堤防を歩く老人達と消波ブロックの海

東京芸術劇場での展示ですが、ギャラリー1では、日本地図の画像にあるように、エリアに分かれて、日本の海岸線をぐるっと巡るような展示になるようです。
ギャラリー2は、「震災、その後」というテーマでまとめられるようです。
自分の展示は
【瀬戸内をゆく】水島コンビナートと瀬戸内の夕景
【日本海をゆくⅡ】隠岐・西之島の摩天崖
【黒潮をゆくⅡ】富士海岸堤防を歩く老人達と消波ブロックの海
         東海カーボン知多工場と潮干狩り
といった感じです。
日本の海岸線をゆく

ちなみに、今回の自分の4点は、全てPENTAXのカメラで撮影したもの。
しかも、撮影年がバラバラだったので、撮影機種も、K10D、K20D、K-7、K-5と、うまくばらけてました。

隠岐・西之島の摩天崖

春には京都市美術館での展示もあるので、関西方面の方も、是非ご覧になって下さい。

公式サイト

東京展
● 会期:2016年3月1日(火)-3月13日(日)
● 会場:東京芸術劇場 5階 ギャラリー1・ギャラリー2
● 開館時間:10:00-20:00(入館は閉館の30分前まで)会期中休館日なし
● 観覧料:一般 800円/学生・65歳以上 500円
東京芸術劇場
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
電話:03-5391-2111(代)
FAX:03-5391-2215
<受付時間>9:00-22:00(休館日を除く)
ホームページ:http://www.geigeki.jp

京都展
● 会期:2016年6月14日(火)−6月19日(日)
● 会場:京都市美術館 本館2階
京都市美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
電話:075-771-4107(代)
FAX:075-761-0444
ホームページ:http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/index.html


平凡社から出版されている写真集はこちら

「行ける工場夜景展」

2015. . 23
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9月18日(金)〜27日(日)に開催される「行ける工場夜景展」という合同写真展に参加することになりました。

かなりタイトなスケジュールで依頼を受けたので、バタバタと準備したのですが、サイズはA2とA3で16点、前にペンタックスフォーラムで開いた写真展と同じ程度のサイズと数での展示です。
自分は、本来工場夜景よりも、朝昼夕の方が好きなんですが、最近は日中から撮影する時間を作りにくいこともあり、結構な工場夜景ストックは溜まっていたので、絞っていくのに結構悩みました。
とは言え、大判での出力は自分でも新たな発見があって、やっぱり面白いですね。

自分は基本的に休日は仕事なので、殆ど在廊できませんが、どこかで少しは顔をだせればと思います。
入場料は少し必要なようですが、興味のある方はお気軽にお越し下さい。

写真展オリジナルのパンフレットがあるのですが、限定200部だそうです。
それが販売終了後は、自分も企画・構成、ライティング、マップ作成、写真提供などで制作協力した写真集『工場夜景』(二見書房)が会場で発売されるようになります。

今回の写真展の参加者にも、写真が掲載されている方が何名かいらっしゃいますよ。

行ける工場夜景展
【開催日時】2015年 9月18日 (金) 〜 9月27日 (日) 10:00~19:00
【会  場】TODAYS GALLERY STUDIO
      〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-27-6 5F
【休 み】なし
【入 場 料】500円 / 乳幼児以外は入場料がかかります
【主 催】株式会社BACON /03-5908-3917
【U R L】http://www.tgs.jp.net

写真集『工場夜景』(二見書房)発売

2015. . 24
『工場夜景』写真集

また、しばらくblogはご無沙汰でしたが、撮影や様々な工場写真に関係した活動は続けておりました。

そんな中でも、2月12日から二見書房より発売された、『工場夜景』という写真集兼工場夜景鑑賞ガイド本。


掲載されている写真は、昨年で第3回となった「工場夜景・美の祭典」という、工場夜景を観光資源として盛り上げたい自治体(5大工場夜景と自称する室蘭・川崎・四日市・周南・北九州)が中心となったフォトコンの、第2回の受賞作・応募作が中心に編集されています。

自分は初回に最優秀賞をいただいた縁もあって、企画やページ構成の検討、各地の紹介文のライティング、鑑賞ポイントピックアップ等、監修的な役割でも色々と協力させて頂きました。

5大工場夜景以外でも、その他エリアとして日本各地の工場夜景写真も載せてもらったんですが、特に水島は、その凄さや魅力を強く推したので、写真点数が多かったり、鑑賞ポイントの紹介が詳細だったり、特別に専用のマップがあったりします。
このブログでは何度か力説している通り、地元の贔屓目を除いても、工場夜景でどこが一番と聞かれたら、総合的に判断して水島なので、本当は巻頭に入れたかったぐらいですがw

工場夜景鑑賞スポットは、あまり詳細に紹介しすぎて、人が気軽に沢山集まるとまずい場所も多いので、ざっくりとした紹介も多いですが、あとは実際に行ってみて、自分で色々探すのも工場撮影の醍醐味の一つかと思います。

自分の写真は、大小含めて30点程載る予定で、他にも、集まった写真ではちょっと足りないな…と思った場所等は、ブログやSNS繫がりの方々にもお声をかけさせて頂いて、素晴らしい写真や紹介文などを提供してもらっています。
コンテストの写真がベースとなっているので、色んな作風の工場夜景写真が載っているのも見所だと思います。
写真集としてはお求めやすい価格ですし、興味のある方は是非買ってみて下さい。

闇夜の棚田と水島コンビナート

2014. . 16

PENTAX 645D / HD PENTAX-D FA645 MACRO 90mmF2.8ED AW SR
RAW 10 shot HDR

気付けば、更新は1年以上ぶりですね。

娘が産まれたり、仕事が忙しかったりと、更新が滞っていた色々理由はあるのですが、一番の理由はそこでは無い気がして、色々自分でも考えていました。
ペンタックスフォーラムでの写真展で、一度燃え尽きた感があったかな…
様々なブログやSNSなんかでも、HDRで工場というのは割と普通に見られる表現になったり、撮影場所の限られる被写体だけに、色んな所で似たような写真を見すぎて、自分の中でも新鮮さを失ってしまったか…

とはいえ、時間を見つけては、各地のテクノスケープを撮影して、google+をはじめとしたSNSでは、割と頻繁にアップしていました(Facebookは放ったらかし気味)。
それも、ブログがなおざりになってた原因の一つではあるんですが。

これから、さらに自由になる時間が少なくなりそうなんで、ブログ自体をどうしようか考えていたんですが…
改めて、自分が工場のある風景、工場のある日常、さまざまなテクノスケープを撮り、それを伝える意味を考える事が多くなり、ちょっとネジを巻き直してみようかと思っています。

それに、SNSを通して工場撮影やHDRが好きな人たちと、新たに交流する機会が増えたんですが、このブログを始める前からやっていた別ブログの「旅の目」を見ていてくれた人が、思った以上に多かったんですよね。

そんな訳で、相変わらず不定期にはなりますが、ぼちぼち更新していこうと思います。
1年ぐらい更新には困らない位のストックはありますしね〜


久しぶりにUPしたのは、もう10年以上撮り続けているあの場所。
去年の夏にしばらくPENTAX 645Dとレンズ数本を借りる機会があり、肩が外れそうになりながら、娘とパンパンのカメラバッグ&三脚担いで実家に帰った際に撮ったものです。

実家に帰る度に撮り続けてきた、水島コンビナートに隣接した棚田のある里山。
西に向かって開けているので、夕暮れ時を狙っていく事が多いけど、今回は娘を風呂に入れる時間とかぶるので深夜の撮影になりました。

月明かりもなく真っ暗闇の棚田とコンビナートは、明暗差が極端に大きく、肉眼でじっと目を凝らしていると、やっとそこに田があることが分かる程度。
いつの間にかドコモの基地局アンテナが建っていた事にも、仕上げる段階で初めて気づきました。
ど真ん中に建っちゃったなぁ…なんて思ったものの、じっと見ていると、これはこれでアンマッチ感が増して面白い気がしてきます。

ここは、今までも何度か夜景を狙ったものの、とてもアップできるような仕上がりにならず、今回やっと645Dの力も借りて、納得できる仕上がりにできました。
元のサイズだと、棚田の稲や山の木々の葉一枚まで、しっかり描写してくれています。
とはいえ、新しく発表されたPENTAX 645Zなら、さらに納得の一枚に仕上げられそうなんだよな〜